8月4日 古いもの
先日、市の文化財活用係の方々が野向小学校にある古い文書を撮影にいらっしゃっていました。デジタル化して残していくそうです。
中には泥にまみれた明治時代の書類もありました。もしかしたら、火事の時、必死に持ち出したものかもしれません。そう思うと、文書一つに当時の人たちの息遣いを感じます。
その前には、大正15年に室内体操場落成の時に寄付されたという大きな時計を撮影に来られていました。広報に載るとのこと。
古いものが邪魔になり、どんどん捨てられた時代がありました。収納には限界がありますから、仕方ないのかもしれません。でも、捨てる前にちょっと立ち止まってもらえたらと思います。野向の古いもの、捨てる前にぜひ小学校にお持ちください。今後のためにとっておけるものがあるかもしれません(蔵一つ分はとても無理ですが)。