12月4日(金)えごまの唐箕作業体験
3日(木)午後に、5,6年生が総合的な学習の時間を使って、唐箕(とうみ)を使って収穫したえごまを選別する体験しました。NPOのむき風の郷の西出さんに、えごまの選別の仕方、唐箕の使い方等を教わりながら作業体験をしました。
最初に枝から実を落としたえごまを、ふるいを使って殻や小さな枝を取り除いていきます。
ふるいにかけたものを、唐箕の中にいれます。
唐箕のハンドルを回すと、風がおこり、風の力によって軽い殻、少し軽い実、重い実に選別されます。
選別された実が、唐箕の下の出口から出てきました。
学校の児童が苗を植えて育てたエゴマから、これだけの収穫がありました。えごま油にすると3本分ぐらいになるそうです。
最後にお話しを聞くと、えごまの実を落とすのにも時期があって、乾燥させてから時間が経ちすぎると実が落ちにくくなるそうです。タイミングがよく行うと、もう少し収穫量が増えたのかもしれません。来年度に向けて、1つ学習したことが増えました。
最近は唐箕(とうみ)という昔からの道具をもっている農家も少なくなり、使った作業を見ることもありません。貴重な体験をありがとうございました。