今日は読み聞かせ。読書の秋にふさわしく、みんな真剣に聴いていました。先日「声に出して読みたくなる日本語」の著者である斎藤孝さんの講演を聴きました。読書について「自分ではない違う人の、例えば夏目漱石の脳みそ(考え方)を自分のモノにできるということです。」とおっしゃっていました。なるほどなぁと思いました。多様な考え方を知るという事は世界が広がること、それはすなわち「自由」なのだそうです。納得。
さて、1、2年生は「かげ」と「まっくらあそびしようよ!」と「かみさまのめがね」。2年生は2冊とも読んでとお願いしたそうです。「まだ、時間がある。」と三冊目の要求もあったとか。いいですねぇ。
「かげ」は主人公と一緒にいる黒い犬がかわいらしくて、犬が好きな子にはたまらない絵本。「かみさま~」は出雲大社に集まる神様のお祭りの話。日本の神話に親しむことができる楽しい絵本でした。
3,4年生は「共同の力と心」。読んでくださった方が書かれた文章です。野向のことをたくさん知ることができる内容でした。コスモス祭りの話やエゴマの話など、野向っ子には身近な話題ですが、案外細かいことまでは知らないので、しかっり学ぶいい機会になりました。
5,6年生は「かきやまぶし」。6年生は覚えているでしょうか。去年の6年生が劇で披露してくれた、あの「かきやまぶし」です。国語の教科書にも載っていますが、絵本で読むともっと身近に感じます。理解が深まると思います。
雨上がりの朝はとても気持ちがいいです。さて、野向小学校の校門前から見えるまん丸い木。まるでシンボルツリーのように目を引きます。四季折々の表情を見せてくれる素敵な眺めです。
校門前のこんもりした林。カーブミラーに枝が移って見にくい状態でしたが、どなたか(持ち主の方でしょうか)が剪定してくださいました。ありがとうございました。