12月2日 人権集会
今日の大休みは人権集会でした。お知らせ委員会が考えた人権についての問いかけ、劇にしてわかりやすく伝えていました。野向っ子のみなさんは真剣に観ていました。ぜひ自分事として受け止めて「わかっているけど、むずかしいな」から「むずかしいけど、がんばろう」と前向きに取り組んでください。
終わったとは、どうだった?と振り返り。ほかのみんなは教室で感想を書いています。
この発表で使ったのは、よしたけしんすけさんの絵本「みえるとかみえないとか」です。玄関に置いてあります。ぜひ、読んでください。
日頃の小さな感情の行き違いや「(誰かが悪いわけじゃないれど)なんとなく気にくわない」という気持ち、だれもがもっているこの厄介な感情が時に差別を生みます。自分の気持ちではあるけれど、この気持ちをどうしていいのかわからないことが多いです(大人だって同じ)。解決できるのは周りの人。知らん顔をして、友達の輪にまぎれこませましょう。学校はそういうことを学ぶ場、経験する場でもあるのです。これからたくさんの人と関わって生きていく皆さんには、簡単に人とのつながりを切らずに、大切にできる道を探してほしいと思います。失敗しても大丈夫、やり直しはききます。
遠い国の困っている人に支援の手を差し伸べることは大切だし、素晴らしい行為です。でも、誰かに手を差し伸べるなら、まず、自分の周りで困っている友達に声をかけることから始めてほしいなとも思うのです。案外、その方がずっとずっと難しくて、思うようにできないことかもしれません。