5月17日 ふるさとの魅力を発掘しよう その2
牛ヶ谷の坂を上ったところでバスを降り、まずは露頭している手取地層群を見に行きます。結構な急勾配ですが、子どもたちは元気に上っていきます。
この地層は1億2千年昔のもの。中に、小さな丸い石が埋まっています。正珪岩という6~7億年も昔の石だそうです。地層に埋まっているのをほじりだしてはいけないそうですが、下に落ちているのは拾ってもいいとのこと。探す野向っ子たち。
その後は、石切場へ。ネットワーク委員の皆さんが草刈りをしたり、トラロープをはったりしてくださったところを上ります。上がったところに「矢穴」と呼ばれる人工の穴が空いた大きな石が。これが、粟石と呼ばれる石です。こんな山奥から、越前市まで砥石として利用するために運んだのだそう。龍谷公園の石段も、この石です。
町さんや北川さんのお話を聞いている途中、キツツキの仲間によるドラミング(というらしい)が聞こえてきました。豊かな自然の中で、いい時間を過ごすことができました。
事前準備から当日まで、野向地区かつやまっ子応援ネットワークのみなさまにも大変お世話になりました。また。保護者の方が3名も参加してくださいました。みなさま、本当にありがとうございました。
とてもいい体験でした。