12月6日 読み聞かせ
今日は読み聞かせの日です。冷たい雨が降っていますが、教室の中は心も体もぽっかぽかです。
1年生は「とのさまサンタ」。日本のお殿様とクリスマス、なんともミスマッチに惹かれるタイトルです。クリスマスを楽しみにしているお殿様が、わがままなんだけど憎めない、楽しいお話でした。
2年生は「ゆきのうえ ゆきのしうた」。白を基調とした冬らしい色彩の絵本です。森の動物たちが土の中や木のうろで冬眠していたり、元気に雪の上を歩いていたり。知っているようでしらない生き物の冬の過ごし方に興味津々の様子でした。
3,4年生は「おしゃべりな毛糸玉」。着なくなったセーターなどをほどいて作った毛糸玉。おばあちゃんがそれを肩掛けに編んでいくお話。それぞれの思い出がよみがえって、暖かく冬を過ごすおばあちゃん。「たくさんあることより、愛着のあるものを大切に使うという世界を知ってほしい」とは読み手の方の想いです。
5,6年生は「きんいろのしか」。金色の鹿が欲張りな王様をこらしめるお話。心優しい少年が、動物たちを助け、その動物たちに助けられる様子との対比に、作者の思いが感じられます。よく似たお話に「金のガチョウ」や、ふれるものが全部金になってしまう王様のお話があります。子どもごころに「どうやったら、困らずにたくさん金をもらえるだろうか?」と考えた思い出があります。